Obsidian MOCの使い方 第2話

更新: 2021/05/16, 作成: 2021/05/16

みなさんこんにちは、かじりです。前回MOCの使い方についてまとめましたが、なんかおしいんだよなーっていう気持ちでした。それでlyt-kitを見ていて、これいいやん!ってやつを真似してみたらいい感じにまとまったので紹介します。たぶんMOCはObsidianのバージョンに関係なく使えると思いますが、一応今のObsidianのバージョンはv0.11.13です

あ、書いてて思ったんですが、テキストや画像で分かりづらい場合は実際にlyt-kitを開いてみて、Home MOCInterests MOCを触ってみるとイメージがつかめると思います

全体の超端折った概要

MOCとMOCをリンクでつなぎます MOCの中でタグを使い、MOCの中で分類します 自分の場合。 Home MOC > Interests MOC > Programming MOC

リンクの使い方はこちら

Interests MOCの使い方

前回 lyt-kitのMOCの使い方のところで書いたのですが、lyt-kitではInterests MOCを使用しています。

Interests MOC

このようにパット見すごくごちゃごちゃしていて、あまり見たく無かったのですが(え)、Interests MOCをちゃんと見てみるとHome MOCみたいになってます。
どこらへんがHome MOCみたいかというと、Interests MOCの下の方にCommentary on an A-Z list of MOCsという行があるんですが、その下のあたりがHome MOCのようになっています。

Commentary on an A-Z list of MOCs Home MOC
Commentary on an A-Z list of MOCs Home MOC

すこし見た目は違いますが、他の行も Home MOCのように[MOC]を集めたグループのようになっています

Interests MOC

なので、Interests MOCHome MOCのグループのように扱っているようです。

テキストや画像で分かりづらい場合は実際にlyt-kitを開いてみて、Home MOCInterests MOCを触ってみるとイメージがつかめると思います

Interests MOCはHome MOCをいくつかまとめたグループのようになっている

MOCの中でのMOCの使い方

上段で説明したようにInterests MOCHome MOCのグループのようになっています。
それをさらにつなげて、Home MOC > Interests MOC > MOCのまとまり で階層になるイメージでつないでいきます。

実際にlyt-kitではHome MOC > Interests MOC > Language MOC > English Language MOC というように何層にもつながっています

lyt-kitではMOCを何層にもつなげている

テキストや画像で分かりづらい場合は実際にlyt-kitを開いてみて、Home MOCInterests MOCを触ってみるとイメージがつかめると思います

MOCの上段にリンク[^1]を設置する

リンクの使い方はこちら

ここがポイントですが、Interests MOCの一番上の行にHome MOCへのリンク1があります。
他にも、Language MOCの上にはInterests MOCへのリンクがあります。

Interests MOC Language MOC
Interests MOC Language MOC

これがあれば、Home MOCからInterests MOCInterests MOCからHome MOCへの移動が可能になります。また、ファイルの繋がりがわかりやすくなります。

toggle moc

MOCの最初の行には親になるMOCのリンクを書く

テキストや画像で分かりづらい場合は実際にlyt-kitを開いてみて、Home MOCInterests MOCを触ってみるとイメージがつかめると思います

MOCとタグを一緒に使う

ここまでで、MOCのつなぎ方がわかっていればいいな,,,ということで、つぎはタグを使います。
lyt-kitではWritings MOCがわかりやすいと思います。

writings moc

タグを/で区切る

上記のようにlyt-kitを見ると、タグが/で区切られています。
こうするといいことがあって、tag:#moneyで検索すると、#money/につながるものがすべて見つかります。

#money #money/account #money/virtualCurrency #money/virtualCurrency/bitcoin

しかし、tag:#moneと検索しても#moneyはみつかりません。

#mone

/でタグを区切るというのはいい作戦です。
入力補完で見つける事ができますし、検索でもmoneyからmoney/accountが見つけられるので便利です。

実際にどういうMOCの使い方になるの?

ディレクトリ構成

lyt-kit 自分
lyt-kit my-obsidian

ディレクトリはこのようになっています。 また、lyt-kitは実際に触ってみるとわかりやすいです。

lyt-kitはSourcesに画像や音声、資料をまとめています。
Timestampsはタイムスタンプ付きのファイル。
Umamiはいろんな味が合わさった旨味。。いろんな情報が混ざった場所みたいな感じらしいです。
+HomeがHome MOCですね

自分のはBrainがlyt-kitのUmamiです。(Umamiって言いたいことはわかるけど、なんか違うねんっておもたのでBrainにしました)
TemplatesがObsidianのpluginのためのtemplateファイルが入っています。
Workが会社名やプロジェクト名ごとにディレクトリわけされています。

自分のいつもの使い方

Daily notes(ObsidianのCore plugins)のショートカットキー起動でファイル名にTimestampがついたファイルが生成されます。(ディレクトリは Brain > Timestamps > DailyNotes にファイルが作成されます。) YYYYMMDDHHmmssが最初から入力されてるんで、後ろにjavascript-debugを入力してファイル名を確定します。 ファイルの入力状態になったら、一番上にMOCへのリンクを入力します(今回はProgrammingです) 一番下にはタグを書きます。(programming/javascript, debugのタグを追加します) 後は真ん中にconsole.log('kajiri')とか書いておきます。

以上でこうなります

example input

他には、Programming MOCは、他に何があったっけ?思ったらProgramming MOCをクリックします

programming moc

最初の方で説明した感じの構成で一番上にMOCの名前下にタグ一覧です。

このMOCは Home MOC > Interests MOC > Programming MOC って感じの繋がりなので、一番上にはInterests MOCへのリンクがあります。

Interests MOCの上にはHome Mocへのリンクがあります。

interests moc example

Home MOCはこうです

home moc example

以上になります

参考

こちらの記事も参考になるかも知れません

Obsidianの使い方 Obsidian MOCの使い方 第1話 Obsidian vscode拡張機能について公式サイトで調べた Obsidianのiosとandroidのモバイルアプリが公開された

あとがき

もじにまとめると意味不明になるんで実際にlyt-kitや画像を参照してみてください

以上です。不滅のあなたへ(公式)、ひげひろ(公式)いいよ

番外編 タグの一括置換

これはvscode入れてね!ってことになるんですが、(Obsidianの機能にはみつからない) 簡単に言うと、vscodeで調べたいタグ#kajiriとかで全文検索します。で、全部一括置換します。

番外編 タグの抜き出し

メインじゃないんで端折ります。多分伝わないかも知れません。ゆるしてください タグを/で区切るのはいいんですが、膨大になってくると、管理が辛いです。そこで#programmingから始まるタグを全部抜き出したくなります。 これもvscode入れてね!あと、vim拡張入れてねってことになるんですが、(Obsidianの機能にはみつからない) vscodeのsearch editor#programming全検索してください。すると、検索結果がテキストで出力されるので、結果のテキストをすべてコピーして別のファイルに貼り付けます。その後、#programmingで検索して、ctrl/cmd + shift + l#programmingを全選択状態にします。ここでカーソルを一つ戻して、vimのshift + eで次の空白までを全選択します。これで#programmingから始まるタグが全選択されるので、これをコピーして、別のファイルに貼り付けます。あとは重複業を削除すればいいので、qiitaに従って、超副業を削除します。たぶん伝わらないです。ゆるしてください

脚注

  1. +Homeってやつです