JavaScriptのErrorの使い方

更新: 2023/04/22, 作成: 2023/04/22

みなさんこんにちは、かじりです。この記事はJavaScriptのErrorについて書きます。

Errorの第二引数causeについて

まずは使い方から。エラーの第二引数にcauseを与えると、error.causeとして使うことができます。

const error = Error("sample", {cause: Error("sample 2")})
console.log(error.cause)

このように第二引数のcauseは、オプションの引数であり、エラーの原因に関する情報を提供するために使用されます。
また、causeの値はどのようなものでもよいです。catch文で束縛された変数がErrorであると断定できないのと同じように、キャッチしたエラーの原因が Errorであると断定してはいけないです。

cause以外、例えばaをあたえても、aはundfinedになります。

const error = Error("sample", {a: "a"})
console.log(error.a)

https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/JavaScript/Reference/Global_Objects/Error/cause

causeにわたしたエラーのstack traceが一緒に表示されることはなかったです。例えば以下の例文ではsampleというエラーが表示されます。sample 2は表示されません。

const error = Error("sample", {cause: Error("sample 2")})
console.log(error)

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